「これから投資が大事だ」とか言われても投資未経験者には何から始めれば良いのかさっぱり分からない。そもそも投資って失敗したら損するかもって聞くし。
でもそんな人には株式投資、しかもアメリカ株をお勧め。これを読めばあなたもすぐに株を始めたくなる!
目次
投資の種類
まずは代表的な投資の種類から。
- 株式投資
- 投資信託
- 不動産投資
- 不動産投資信託
- 国債や社債
- 金投資
- FX
- 仮想通貨
それぞれの説明は別の機会に書くとして、ずばりコレ!というのを知りたい人のために株式投資をお勧めします。
株式投資もさらにいろいろあるけど、普通思い浮かぶのは日本の企業の株式を買うことだろう。でもぼくはアメリカ企業の株式をスタートに持ってくることをイチオシします。
アメリカ株を勧める理由
全くの初心者なのにアメリカ株?ハードル高っ!
と思うかもしれないが、実は最初の投資対象としては最適なのだ。
アメリカ株は単元株が買いやすい
単元株って何?ってことだけど、株には売買単位が決められていて、日本株の場合100株または1000株で1単位とし売買はこれの整数倍で行う決まりがあります。証券会社によってはミニ株と称して1株から売買できるシステムがあるがリアルタイムの取引が出来ないなどの制限があるため一般的には100株単位を基本としています。
このため1株1,000円の株を買おうとすると1,000×100=100,000円での取引となります。だいたい一つの取引で最低でも数十万円かかるため、スタートアップの初心者にはハードルが高いです。
それに対してアメリカ株は1株から取引できるようになっています。例えばぼくが保有している「 ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」という煙草会社の株価は2,020年1月時点で44ドルちょっと。つまり5,000円弱の投資額で始められます。少額の取引が出来るという点は初心者にはありがたいしくみになっています。
アメリカは歴史ある巨大な安定企業が多い
コカ・コーラ、アップル、グーグル、アマゾン、フェイスブック、マイクロソフト、P&G、ジョンソン・エンド・ジョンソン、などなど、これらは今さら説明するまでもない超有名企業ですね。IT系の企業は比較的歴史も浅いところが多いですが、創業が古くそして世界中に商品とサービスを提供している企業がアメリカには多く存在します。
そしてこういった企業は実際業績を伸ばし続け株価もずっと右肩上がりです。日本にも右肩上がりの企業はありますが、世界への進出規模を考えると今一歩アメリカ企業に及ばないところがあります。
アメリカの経済は成長している
GDPの比較
このグラフはアメリカ、日本、中国、そしてヨーロッパ主要国の名目GDP推移を表したものです。
一見して分かることは日本やヨーロッパの国々と比較してアメリカと中国の成長がめざましいことです。日本は一応3位ですが1995年から成長が止まったままです。中国は成長率と額が大きいですが、なにせ人口が多いですから1人あたりGDPではかなり実はかなり下位になります。
日本とアメリカの株価
上のグラフは日経平均株価の推移です。ご存じの通り1998年末に38,915円の値をつけましたが年明けから急落(バブル崩壊)。その後は幾度も上昇の兆しを見せながらもたびたび起こる経済ショックで反落し波に乗れないままでいます。
バブル後の最安値が7,000円だったことを思えば23,800円(2020年1月現在)までよく回復してきたとも言えますが・・・。では次にアメリカの株価を見てみましょう。
アメリカも過去を振り返るといくつかの経済危機を迎えました。とくに2008年以降のリーマンショックはアメリカどころか世界中が崩壊しちゃうんじゃないかと震え上がりましたがその後は再び上昇に転じています。
ここでぼくは面白いグラフを作ってみた。
NYダウと日経平均を時系列を合わせて重ねてみました。(青色が日経平均)
ただし1990年までの上昇カーブを雰囲気的に揃えてみただけで、それぞれの金額は全く無視しています。ですからデータとしてはめちゃくちゃなので客観的な比較はしないでください。
どうですか?日経平均だけ見てると「さすがにバブルの頃までは戻ってないけど、その後はけっこう頑張ってるよね」というイメージが無くはなかったんですが、アメリカの上昇とは天と地ほどの差が生まれています。
危機があっても盛り返してくるアメリカ。ちょっとした不安要素で落ち込みなかなか上がって来られない日本経済。
日本の成長企業を見定めるのは深い分析と経験が必要ですが、アメリカ企業に投資することはハードルが高いことではありません。
投資に不慣れなうちこそアメリカ
ということで投資デビューにはアメリカ株という理由をお伝えしました。
ぼくも資金に余裕が出来たら、勉強のために日本株のデイトレードにチャレンジしてみようと思ってますが、蓄財という道ではアメリカ株をベースに運用していきます。
下落局面はありながらもやがてには上昇に転じるアメリカ株は、株価を見定めて頻繁に売買を繰り返すというテクニックも不要。ずっと持ち続けていれば資産はどんどん膨らみます。もうアメリカ株、やるしかないでしょ?
アメリカの株はどんな証券会社で買える?
いまや投資はネットでやるのが当たり前。ネット証券でアメリカ株を売買できるところはこの3社が有名。
株取引を行うには証券口座を開設するのが第一歩。この3社はオンラインの手続きだけで開設ができ、売買用の代金を入金すればすぐ取引が開始できます。
アメリカ株はどんどん上昇を続けています。後になればなるほど高値で買うことになるので、どうせスタートするなら少しでも早くスタートするほうがお得。一刻も早くチャンスをつかみ取りましょう!